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1.守山南部処分場とは? |
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「守山南部処分場」とは、尾張旭市の平子町地内、名古屋市との市境近くにある名古屋市のごみの処分場である。場所は以下のURLを参照のこと。 「守山南部処分場」地図 |
2.過去の議会での審議内容は? |
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尾張旭市議会会議録検索から、過去に守山南部処分場の件について質問された部分を抜粋してみた。これを読むと守山南部処分場がどのような経緯でここまできたのか、良く分かると思う。
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※下線は筆者。関係部分のみの抜粋のため、多少話の繋がりがおかしい部分あり |
3.愛岐処分場浸出水流出事件の経緯 |
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これも新聞報道の記事を見てもらうのが一番分かりやすいと思うので、手持ちの資料を順に掲載する。 |
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※手持ち分のみ。これ以外にもあったら教えて欲しい |
4.守山南部処分場搬入の経緯 |
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これは平成14年4月24日に開催された尾張旭市議会の代表者会において、理事者からの経緯経過説明の際に配布された資料を見てもらうのが一番分かりやすいと思う。(担当課に公開許可確認済み) |
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この後、平成14年4月24日(水)に尾張旭市市議会の代表者会(私は出席していない)において、上記の資料配付と同時に担当課による経緯経過説明が行われた。この中で議員から何点か質問が出るとともに、議員団として現地視察を行えるよう要請することとなった。これを受け、平成14年4月25日に急きょ議員団による視察が実施されることとなった。 なお、上記文書中にある「10項目にのぼる遵守事項」の内容は以下のようなものであったとのこと。(後日公文書公開請求を行う予定) @搬入したゴミは仮置きとして、愛岐処分場への搬入再開後すぐに撤去すること A悪臭・公害防止など二次災害防止に努めること Bゴミを積み上げる高さは○mまでとすること C車輌通行において住民からの苦情に対処すること D臭気や虫の発生を抑えるため、消毒や消臭を行うこと E搬入経路は決められたところに限り、道路の清掃に努めること F汚水は処理して名古屋市側に流すこと G早急に問題解決を図ること H周辺住民に十分周知すること Iこの遵守事項で問題が発生したら、その都度協議すること |
5.現地視察状況報告 |
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平成14年4月25日(木)の14時40分に尾張旭市役所をマイクロバスで出発。15時少し前に現地に到着し、バスの中で名古屋市側からこれまでの経緯と守山南部処分場の現状について説明を受けた。名古屋市からは環境局施設部主管の西村氏とはじめ数名、守山南部処分場からは場長のマキヒラ氏をはじめ数名が参加。事前に「責任ある人が説明に来る」と聞いていたが、どうやら「現場で矢面に立っている人」という感じで、名古屋市の意気込みや反省は余り伝わってこなかった。名古屋市から配布された簡単な資料および説明をまとめると、おおよそ以下のような感じであった。 |
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一通りの説明後、バスで今回の臨時搬入場所(第3工区内)に移動し、バスを降りて説明を受けた。前日は気温が高く、虫がたくさん飛散していたらしいが、この日は気温が低く風もあったためか虫は見あたらなかった。
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この後、バスの中で(寒いため)質疑を行った。議員側からは「地元への説明はどうなっているのか、今後どうするのか?」「浸出水の処理は大丈夫か?」などの厳しい質問が飛んだ。それから少し離れた、浸出水の処理施設に移動し、施設の見学を行った。この施設では、 浸出水→調整槽→中継槽→分配枡→硝化槽→脱窒槽→再曝気槽→沈殿槽→急速攪拌槽→薬品混和槽→凝縮沈殿槽→ろ過原水槽→ろ過処理水槽→減菌流量計量槽→取付枡→長戸川 という処理手順で処理しており、平成14年6月には公共下水道に接続するとのことであった。 |
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今回見た処理中のものでも結構汚かった。浸出水ということはこの処理前のいわば「原液」が流れ出た訳だから、これはゆゆしき問題で環境に与える悪影響も懸念される。最後の質疑で私が質問。 「今後保守点検の手順やマニュアルを見直すという話だが、こちらの処分場で緊急点検等を行うつもりはあるのか?」 これには「そういうことも考えていく必要がある」との回答であった。その他にも「撤去時期は約束できないのか?」などの質問が出て、視察は終了となった。 |
6.名古屋市の誠意は? |
「誠意」といっても別に「袖の下ちょうだい」という意味ではない。今回の名古屋市の対応は、「大都市の奢り」とも言うべき不誠実さが漂っていた気がしてならない。それは以下に述べる点においてである。
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7.その後のことと尾張旭市の対応 |
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平成14年4月26日から愛岐処分場へのゴミ搬入は再開された。同日付けで名古屋市環境局からは以下の文書が尾張旭市に提出され、これを周辺地域の世帯へ配布するとの連絡があった。遅すぎた感は否めないが、一定の評価はしよう。
この中でついに「仮置きしたゴミは撤去する」となっている。議員の猛反発にあいさすがに断念したようだ。撤去完了後、また連絡が来ることになっている。 そして出てきた報告は以下のようなものであった。(H14.6.6追記)
さて、今回の件では尾張旭市としてはどのような対応が可能であっただろうか? |
X.まとめ |
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私は別に名古屋市に喧嘩を売ろうとしているのではない。今回の事件における名古屋市の対応をより多くの人に知っていただき、それぞれの立場で判断していただきたいだけである。だから中には私と違う意見、名古屋市は誠意ある対応をしたという意見、色々あって構わないと思う。 そして一番大事なことは、この事件を「対岸の火事」にしないことである。名古屋市は藤前干潟の埋め立てを断念し、市内でゴミを埋め立てる場所を失った。それで多治見市や尾張旭市に持ち込んでいる訳であるが、「埋立地を持たない」という点では尾張旭市も全く変わりがないのである。尾張旭市のゴミは、今は完成したばかりの北丘最終処分場(瀬戸市)に搬入させてもらえている。しかしそれとて15年後には満杯である。その時にどこに埋めるか?果たしてまた瀬戸市が埋立地を提供してくれるだろうか?そうしたことを我々市民一人一人が真剣に考え、自分たちの立場でできることを考えていかなければならない。まずは「ごみ減量」である。それには「分別収集の徹底」が大事であろう。「ごみを燃やさせてやっている」などという驕った気持ちは捨てなければならない。万博会場跡地にごみ焼却施設ができたら?その時は吸収合併しか残された道はないかもしれない。今回のことは「ごみ処理ができなくなると自治体はいかに困るか」という良い例だったと思う。これを機会に全員が真剣にごみのことを考えていただけたら、と願ってやまない。 |
付録.改版履歴 |
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平成14年5月 8日 初版公開 |
平成14年5月11日 10項目の遵守事項および新聞記事1件追加 |
平成14年6月 5日 名古屋市からの報告追加 |
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